岡山 倉敷で住宅・建築の設計をしている-建築家の設計事務所の宇川建築計画事務所です。
私たちは地域の木や自然素材を生かして、健康的でオリジナルなデザインの住宅を設計します。
「たかじんのそこまで言って委員会」を見る。
この番組では衝撃的な発言をする識者が度々登場する。今日は、以前この番組にも出演した「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」の著者 武田邦彦氏の再登場。この著書は今話題を呼び50万部の大ヒットになっているそうだ。
番組での話題
ペットボトルの分別回収は無駄
回収するために多くの税金(国民一人当たり15,000円)が投入されているが、分別された後の再利用が明確でない、利権の温床になっている可能性がある。
石油から直接ペットボトルを作ろうとすると,原料やらエネルギーやらで1本あたり40グラムの石油が必要である。ところが,使用済みのペットボトルを集めてリサイクルしてペットボトルを作ろうとすると,150グラムの石油を消費してしまい,ペットボトルのリサイクルをすればするほど,石油の消費量が増加する事になる。環境にちっとも優しくないのが「ペットボトルのリサイクル」とのこと。
ダイオキシンは体に害あるとの根拠はない
ダイオキシンが人体には猛毒ではなく、長期にわたる科学的根拠が明確でない。今話題の中国の食品の安全のほうがもっと深刻である。
地球温暖化は問題でない、温暖化が悪いことでない
温暖化で海面は上昇しない、温暖化により南極の氷は増える
紙のリサイクルは不要
紙をリサイクルすることが、森林保全に繋がらない。森林の破壊を防ぎながら国内の木から紙を生産するのが良い。(木は40年たつと木内部のCO2の吸収量は少なくなります)
「今までの環境問題の論拠は科学的でない」との意見
他 武田氏の論
車のハイブリッド車は環境にやさしくない
など、私たちの日頃の常識がくつがえされる。
今後も武田氏の発言を注視したい。
詳しくは下記をご覧下さい。
武田邦彦氏の著作ーホームページはこちら
「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」の著者 武田邦彦さんのインタビューのビデオ
-「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」の内容-
「地球にやさしい」を唱える環境活動は、往々にして科学的な議論を斥け、人々を欺き、むしろ環境を悪化させていると言う。官が推進するリサイクル運動が隠してきた非効率性と利益誘導の実態とは?地球温暖化を防げない京都議定書―等等。アル・ゴア氏にとっての「不都合な真実」も次々に明らかにする。ただ今 「環境問題はなぜウソがまかり通るのか-2」も出版
【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 資源7倍、ごみ7倍になるリサイクル(ペットボトルのリサイクルで環境を汚している/分別回収した方がごみが増える? ほか)/第2章 ダイオキシンはいかにして猛毒に仕立て上げられたか(ダイオキシンは本当に猛毒なのか?/つくられたダイオキシン騒動 ほか)/第3章 地球温暖化で頻発する故意の誤報(地球温暖化騒ぎの元になったそもそもの仮想記事とは/南極大陸の気温はむしろ低下していた ほか)/第4章 チリ紙交換屋は街からなぜいなくなったのか(紙のリサイクルに対する先入観と誤解/森林資源破壊の元凶にされてしまった紙 ほか)/第5章 環境問題を弄ぶ人たち(「環境トラウマ」に陥った日本人/本当の環境問題の一つは石油の枯渇 ほか)
武田 邦彦 (たけだ くにひこ、1943年生 )東京大学教養学部基礎科学科卒業、中部大学総合工学研究所教授。工学博士。専門は資源材料工学。分離工学の第一人者、材料、環境などの研究をしている。究も行っており、平成11年日本工学教育協会工学教育賞(倫理)、平成15年日本工学教育協会論文・論説賞(創成科目)を受賞。