岡山 倉敷で住宅・建築の設計をしている-建築家の設計事務所ー宇川建築計画事務所です。

昨年7月の西日本豪雨災害にて被災された方の住宅再建「豪雨災害の復興住宅モデルプラン」を高齢者の方が実現出来る「高齢者向け 新型住宅ローン」と補助金制度を紹介します。

  


復興住宅モデルプランと高齢者向け住宅ローン

災害被災された方が住宅再建するには、建設費を押さえた建設資金1000万円~1500万円程度の建設費で実現できる木造住宅、夫婦二人や一人住まいのコンパクトな住宅を希望される方が多いです。

復興住宅ー100年たっても美しい岡山の家ー

 

いつまでも岡山のふるさとになじむ、小さくても誇りを持てる美しい家を提案
日本の家の原点ー深い軒のある切り妻の家は、日本の景観の原風景  
・深い軒は建物が痛まない、夏の光をさえぎり住みやすい家になる
・焼き杉板の黒の外壁と白の外壁
・岡山県産材を生かし、木の香りのする健康的な暮らし
・小屋裏のある家ー災害時に屋根に避難しやすいバルコニーを設置、小屋裏にしまう・遊ぶ・寝る
・南海地震にそなえて耐震性を高くする
・省エネルギー性の確保ー平成28年省エネルギー基準対応

概算工事費には、地盤補強または杭工事、建物外給排水工事、浄化槽設置工事、水道引込工事、  外構工事、エアコン・カーテン、可動家具、消費税、開発申請・確認申請等の手続費用、登記費用等は除きます。

 

建設資金1000万円~1500万円程度の建設費で実現できる木造住宅

復興住宅ー岡山の木の家1~4 について 詳しくははこちらをご覧下さい 

高齢者向け新型住宅ローン

年金暮らしの高齢者の方が住宅建てれるの?

熊本県では熊本の地震で被災された方が、新たに住宅を建てれるように、分かりやすい「高齢者向け新型住宅ローン」融資のパンフレットを 作成しています。リバースモーゲージ型住宅融資

融資を受けた建設資金の、毎月利子のみを支払いので 毎月1万円以下の支払いで自宅を再建できます。

以下は熊本県の「高齢者向け新型住宅ローン」ーリバースモーゲージ型融資のパンフレットです。

 

熊本県 高齢者向け新型住宅ローン のパンフレット
熊本県 高齢者向け新型住宅ローン のパンフレット

建設資金を融資を受けるには評価額限度がありますー一般的は、土地と建てる建物の評価額の60%まで融資可能
建設に当たり自己資金を少なく実現するには、建てる住宅建設費が低い方が望ましいです。
支援金や義援金を自己資金で建設するには、建設する住宅が1000万円ぐらいから1500万円ぐらいが最適です。

聞きなれない リバースモーゲージ融資 については、以下がわかりやすいです。

 

 

リバースモーゲージ型ローンの疑問点
リバースモーゲージ型ローンの疑問点

リバースモーゲージ融資は旧住宅金融公庫ー住宅金融支援機構ーにて 60才以上の方向け住宅建設融資 リバース・60 があります。

昨年の水害被災された高齢の方が住宅再建には、この融資が検討できます。
50才以上の方で利用ご希望の方は住宅支援機構に問い合わせください。

50才以下の方で「リバースモーゲージ型」住宅建設融資をご希望の方は、一般銀行のリバース融資の検討になります。

倉敷市では、平成31年度事業予算で、西日本豪雨で甚大な被害を受けた倉敷市は8日、自宅と土地を担保に住宅資金の融資を受ける「リバースモーゲージ」型のローン利用者に対し、利払いの2分の1を補助する制度を2019年度に新設することを明らかにしました。ー熊本県の支援制度とほぼ同じー

市内で被災した60歳以上が対象で、住み慣れた場所での生活再建を後押します。

リバースモーゲージは支払いが利子分のみのローンで、月々の負担額が半分で住み続けられるようになります。利用者が亡くなった場合、相続人が元金を一括返済する必要があるが、担保を売却して返済に充てられる。売却価格が元金を下回っても、それ以上の負担は発生しない。

 独立行政法人・住宅金融支援機構(東京)が本年度中に創設する「災害復興住宅融資」と提携。市は19年度の利用件数を100件と見込み、当初予算案に事業費1億9800万円を盛り込んだ。
以上 山陽新聞記事より

リバース融資で建設資金 800万円借りた場合、金利1.92%(平成31年4月現在)として

年間分支払 15.36万円 月にして 約12800円/月支払

倉敷市が半額分 補助してくれると 6400円/月払いとなります。

熊本県のパンフレットでも「災害公営住宅の毎月の家賃より安い」と書かれています。

リバース融資での不安ー亡くなられたあと、負債を子供に残ることはないです。
土地や建物の資産を残せられないー遺産金で返済可能

また 生前に少しずつ返済して借入金を返済可能


相続人が借入を返済すれば、残してもらった建物は「賃貸住宅にして貸す」こともできます。
同居の家族が住んでいる場合、融資条件は変わらない。熊本県のパンフレットがわかりやすいです。

倉敷市の被災高齢者の住宅再建支援
倉敷市の被災高齢者の住宅再建支援
ダウンロード
パンフレット
パンフレットー融資を受ける手続きの流れあります
倉敷市被災者住宅再建支援事業20190420.pdf
PDFファイル 248.0 KB

お問い合わせ先
制度に関すること 倉敷市住宅課  TEL 086-426-3531
融資の相談    住宅支援機構   TEL 0120-086-353

 


岡山の木を使って住宅を建てると、岡山県から補助が出ます

 

豪雨災害の復興住宅は岡山県産材を使っているので、岡山県の「おかやまの木で家づくり支援事業」の助成12万円から24万円を活用できます。

支援事業の岡山県のホームページ



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