岡山 倉敷で住宅・建築の設計をしている-建築家の設計事務所ー宇川建築計画事務所です。
当事務所が設計監理した店舗や一般建築を紹介するギャラリーです。
私たちは建築素材や木を生かし、省エネ性やSDGsこだわり、オリジナルなデザインで設計しています。
ビルの改修にともない、1階にフランス田舎風レストランービストロ829を2023年6月に オープンします。
レストランのオーナーは日本在住のフランス人シェフで、フランス田舎料理をメインにピザ、パスタもあります。
ピザ窯はイタリアから直接輸入し、こだわります。
829はシェフの名前ーヤニックさんから 覚えやすい829にしています。
お店のインテリアはシェフのフランスのふるさとをイメージしてプロバンス風です。
SDGsに賛同して、屋根に太陽光発電パネルを設置し省エネルギー化を図り、店舗に使う木は倉敷の古民家の柱や梁や板を使います。
フランス田舎レストラン ビストロ829の工事が 2023年1月始まりました。
築100年になる「倉敷の古民家」が解体されるので、解体に先立ち この店舗のインテリア・構造に使える 柱・梁・板などの部材を探しました。
木の中に地球の二酸化炭素CO2を蓄積しているので、こうした部材を活用してCO2の放散を防ぎ、SDGsに少しでも貢献します。
また、倉敷の古民家の木がフランスの田舎風のビストロのインテリアに蘇ります。
店舗内にはSDGs 地球温暖化を防ぐため、暖房用にペレットストーブを採用します
フランス人コックのヤニックさんは長年 岡山でキッチンカーでピザやパスタを提供しています。
昨年の秋、ビルのオーナーとヤニックさんはイタリアに行き、ピザ窯を選びに行かれました。ビストロで使用するピザ窯を国内で探しましたが、ヤニックさんの気に入るピザ窯に出会えなかったので、コロナ禍ですがイタリアまで行き輸入することにしました。船便で神戸港に届き、本日店舗内に搬入しました。
フランス人のコックのヤニックさんービストロ829の名は お名前のヤニックから覚えやすいように数字で829にしています。今日はビルの外装の色を相談します。
倉敷の古民から搬入された柱や梁材、板類をどこに使うか? 若い大工さんが設計図を吟味しながら選びます。
大工さんは新しい材を使うより手間はかかります。木の加工中 自動カンナの歯は何枚もダメになったそうです。
大工さんや各職人さんのやる気が頼りです。
工事が進めば様子をUPします