岡山/倉敷で住宅の設計・監理をしている-建築家の設計事務所ー地域の木や自然な素材を生かし、耐震・省エネ・ZEH(ゼロエネルギー住宅)にこだわり、健康的な住宅を設計。

住まいのキーワードは 」、住む人らしく個性的な末永く住める住宅を提案し、新築住宅から増改築・リフォーム・耐震診断・耐震補強の設計や「水害や災害に強い家づくり」などの情報も発信。

 

水害など災害に強い家づくり

これからの住宅は、水害や地震に強い家づくりが必要です。

構造 大規模な地震に備えて、耐震等級2または3級とする
平成30年文部省地震調査委員会では、今後30年間で、最大M9クラスの「南海トラフ地震」が発生する確率は70~80%と発表。地球温暖化により異常気象による、集中豪雨や巨大台風の急襲など、今まで以上に「災害に強い 家づくり」が望まれます。

 

水害や大型台風に備えた家づくり

 

被災をされた方の住宅建築相談、現地での相談 お問い合わせください。
 最近は 片付け、処分、消毒は一段落し、「カビの対策」 復旧に向けて「リフォームするか?新築するか?」
「リフォームして住めるのか?」「耐震性は大丈夫か?」などの相談が多いです。
拝見しないと分からない、判断つきかねるケースが多いです。
お気軽にお問い合わせください。
(有)宇川建築計画事務所   〒700-0942 岡山市南区豊成3-17-24
TEL 086-265-9333 FAX 086-265-9334 E-mail ugawa@mx3.tiki.ne.jp

     

身近な場所の危険性

 

南海トラフ地震での岡山市震度マップー震度6強から6弱を想定されています。

オレンジ:震度6強のエリア イエロー:震度6弱のエリア

 

岡山市全壊率マップ

オレンジ:全壊率10~20%  イエロー:全壊率7~10%

 

南海トラフ地震での、岡山市津波想定ハザードマップ

青色:2.0~3.0Mの津波 水色:0.3~2.0Mの津波 イエロー:0.01~0.3Mの津波

 

 

ハザードマップを確認し 地震・・水害などの災害の危険性に対応する。
   ・1階床上まで浸水を想定・・最近の異常気象を想定して、すべての建築物は対応が望まれる。
   ・ハザードマップにより2階床上以上浸水の可能性のあるエリアは耐水化住宅を検討する。

 

岡山市洪水ハザードマップ

赤:洪水0.5~1.0M 緑:1.0~2.0M

岡山市内でも洪水が発生すると、広い範囲で床上浸水する。

 

岡山市内水ハザードマップ

大雨が降ると、河川の洪水がなくても、浸水するエリアは広くあります。
内水浸水とは
市街地などに短時間で局地的な大雨が降ると、下水道や排水路が水をさばききれなくなり、溢れだした雨水が建物や土地、道路などを水浸しにすることがあります。これが内水氾濫です。近年、日本では大雨や短時間強雨(1時間降水量50mm、80mm以上)の発生数が増加傾向にあるため、内水氾濫が発生する可能性が高くなっています。比較的、堤防の整備が進んだ都市部では、内水氾濫が新たな課題となっています。ー気象庁のHPより

 

内水害被害への対応についてー気象庁HP

岡山市溜池ハザードマップー溜池が決壊する可能性のある場所

岡山市で発生した浸水

近年集中豪雨が増えてきている

岡山市に広がるゼロメートル地帯ー河川の決壊や台風で高波が来ると、広い範囲で街が浸水する可能性がある

 

平成30年の豪雨の倉敷市真備町の水害被害

災害に強い家づくり

平屋立てで平成30年の豪雨被害を受けた住宅を調査して、災害に遭った時、復旧のしやすい工法・材料を使う。

平成30年7月岡山市内で床上浸水した住宅の被害

 

平屋建てはさけて、小さくても良いので2階に部屋を設ける。
2階にはバルコニーを設け、梯子で安全に2階屋根に登れるように、軒の一部を短くするなど考慮する。
小屋裏を設け、小屋裏に窓や天窓を設け、避難できるようにする。
屋根への避難経路を確保する。
バルコニーに外階段があると避難しやすい。 

 

年配のご夫婦のための住宅

計画当初、小屋裏部屋のある平屋建てであったが、小さな2階部分を設けた。

基礎―浸水にあった場合、基礎内部の水を抜きやすいように、ベントキャップを複数設置する。
基礎からの浸水を防ぐー止水板をコンクリート打継ぎに入れて、浸水を防ぐ。
                基礎の仕上げを防水性のある塗装をする。
                過去の浸水の高さを考慮して、可能なら基礎の高さを上げる。

 

構造材ー無垢材を使用する、集成材は浸水受けると水分を含んで、ふやけ強度が落ちることがある。

 

屋根の瓦は、地震・台風に強い防災瓦とする。
外壁が長期間雨にさらされないよう、屋根には軒を付ける。

1階床―合板厚24mmの剛床でなく、床上浸水したら撤去しやすい根太床にする。
      床仕上げは浸水後、洗浄すれば復旧しやすい無垢フローリングにする。
      床下点検口は 浸水後点検や復旧に入りやすいように、数箇所設ける。

断熱材―床下は吸水性のあるグラスウールでなく、吸水性のないボード系断熱材 押出法ポリスチレンフォーム保

      温板(カネライトフォーム)などを採用する。
      床下・外壁などの断熱材には吸水性がなく、調湿効果のあるウール材を採用する。


ウールの繊維表面は疎水性の薄い膜で覆われています。この膜が水をはじくため、表面は乾いた状態を保ち、万が一濡れた場合でも乾きは早く、型崩れしません。

平成16年に発生した新潟・福井・福島県を襲った記録的集中豪雨の際、長い時間、泥水に浸水してしまった家屋は傷みがひどく、ほとんどの建材は使えなくなってしまいましたが、ウールブレスだけは大きな修復作業を必要とせず、再利用が可能でした。

 

水にも強いウールの断熱材

浸水を受けて、壁の内部が湿気ているとカビが生える

下地・仕上材

床材は合板フローリングは浸水するとふやけ、再使用できなくなるので、無垢材を採用する。

 

1階床上浸水により、壁の内部に水が入り 壁内部にカビが発生しやすくなるので、壁下地ボードに
は、ハイクリーンボード 調湿タイプを採用する。
床上浸水した住宅では、ハイクリーンボードを使用した住宅では、ビニールクロス仕上げ以外の壁内部にカビの発生は見られなかった。調湿効果のないビニールクロスの採用は避ける。

水害で被災した住宅で、調湿効果のある珪藻土塗の壁や無垢の板壁では、カビの発生は見られなかった。

吉野石膏ー珪藻土と漆喰を調合した塗壁 ケンコート

 

居室の湿度をコントロールする優れた調湿性能があり、結露抑制の効果もあります。更にシックハウス症候群の原因となっているホルムアルデヒド濃度を低減(吸収分解)する効果もあります。

壁内部に、水に弱い合板の使用は避けるー外壁は荒板がよい。
内部の仕上げ材の自然素材系は、汚れに馴染むので、そのままも気にならない。

 

室内の造作材は合板系より無垢の木とする ― 無垢の木は乾燥すると元のままであり、撤去はいらない。

既製品の造作材は、浸水するとふやけて再使用できない。

 

設備機器―地面に設置する エアコン屋外機やエコキュートなど浸水に備えて高くする。
可能であれば、停電に備えて太陽光発電を設置する。
トイレの一箇所は、断水時でも、タンクに水を入れれば使える、手洗付きタンク式にする。

 

2階床上以上の浸水の可能性のあるエリアの住宅ー耐水化住宅仕様
分電盤は2階にする。
住宅の浮力で家が浮き上がらないように、土台のアンカーボルトを増やす。 
2階床下の梁桁に穴をあけ、2階床にも穴をあけて、1階天井裏の空気が2階床に抜けるようにする。
滋賀県 耐水住宅指針に準じて、浮力対策をする。

 

岡山・倉敷を中心に住宅の建築・設計・監理に関する相談は    

住まいの設計が得意な建築家 (有)宇川建築計画事務所

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住宅リフォーム専門のホームページです
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