住宅の断熱性と光熱費

住宅内の熱は、冬は窓から50%も逃げていきます。また断熱性能の低い住宅では外壁・床下・屋根からもん熱が流失します。

今日 朝起きると岡山でも街一体は雪景色で寒い日で、暖房が入っていても室内は暖かく保てません。

夏は窓から外気の熱が室内に侵入してきます。YKKap マドコト冊子より

快適に暮らすためには、これからの住宅の断熱性のは重要です。
また、寒い日が続くと電気代も気になります。1月2月の電気代の請求書の金額はぐっと高くなり、家庭の負担になります。
私の事務所でも10月は5604円でしたが、2月は15392円と3倍になりました。
自宅も10月8777円ですが、2月17244円と2倍です。

一般家庭の電気代の推移ーこの7年で2万円アップ 将来的にはエネルギーの枯渇にて上昇方向と言われていますー総務省統計局データ

光熱費が家計に負担になります。
断熱性能の低い住宅では、高血圧になるなど健康被害の影響でます。

建築物では使用できるエネルギー量を法律で定めています。現在 平成28年エネルギー基準が決められていて、一定規模以上の建物では順守する必要があります。住宅など小さな建物は努力義務となっています。

各住宅で冷暖房・換気・照明・給湯・家電等に使用できるエネルギーが定められ、設計する住宅の使用できるエネルギーは、その基準消費量より少なくしましょう。

最近話題のZEH住宅(ゼロエネルギー)では基準使用エネルギーより20%以上、使用するエネルギーを下げます。
住宅の断熱性能を高め、使用する設備機器も省エネルギータイプを採用し、光熱費を少なくします。
使用するエネルギーが太陽光発電で電気をつくり、一年を通じて光熱費のかからない住宅になります。

私の設計した住宅例ー使用エネルギー 4割削減、太陽光発電にて使用エネルギーは年間通じて0ゼロー1割余分に発電
第三者機関にて住宅の性能を証明してもらいますーBELS

設計には経験による詳細な計算が必要になりますが、計算すると最近の住宅では、少しのレベルアップで実現可能です。